ジニトロアニリン系の除草剤で、土壌処理により雑草の発芽時に幼芽、幼根から吸収され分裂組織の細胞分裂を阻害することにより効果を発揮します。
- 多くの作物に使えます。
40食用作物(平成15年9月現在)および、非食用分野でもさまざまな用途に利用でき、栽培方法にあわせた使用方法が選択できます。
- 安定した効果を発揮します。
トレファノサイドの有効成分であるトリフルラリンは、「水に極めて溶けにくく、土壌に吸着しやすい」というユニークな特性を持っています。この特性によって、散布後土壌表層に均一な処理層を形成し、安定した除草効果を発揮します。また、処理後に多量の雨が降っても土壌下方へ移動せず、作物の根部への影響はほとんど出ません。このような特性によりトレファノサイドは砂土〜埴土まで幅広い土壌で使用できます。
- ほどんど薬害がありません。
処理層は安定で、薬剤の下方への移動はほとんどないため、各種作物の根(種子)・茎葉に対し、通常の使用ではほとんど薬害がありません。
- ガス化した成分が、処理層を形成します。
有効成分であるトリフルラリンは蒸気圧が高く、「ガス化(気化)し易い」特性を有しています。この特性により、土壌中に均一に拡散し、また土壌水分にも影響されることが少なく、安定した処理層を形成します。
- 有効成分は、水に溶けにくく、土壌に吸着しやすい特性があるため、散布後は、土壌表層に安定な処理層をつくります。降雨による下方移動もなく、幅広い土壌で利用することが出来ます。
- 各種の畑作雑草に有効で、一年生雑草、特にイネ科雑草に高い効果を示します。
トレファノサイドは一般的にイネ科雑草に高い効果を示し、広葉雑草に弱い傾向があります。即ち、イネ科雑草>広葉雑草の殺草選択性を有しています。
- 登録番号:農林水産省登録第 7327号